Quality

品質・性能
耐震基準の最高ランク
「耐震等級3」
岡部工務店では、「耐震等級3」を標準仕様としています。
設計の作成依頼時に「長期に渡り、安心して暮らせる家が建てられる土地なのか」を確かめるため、第三者機関を使用した地盤や耐震性に関する調査を行い、報告書をもとに、建物の重さに耐えられる地盤かどうかといった、地盤補強の必要性について確認し、いつ起こるか分らない地震に対して不安がないよう、1棟ごとに許容応力度計算を用いて構造計算をいたします。
調査費用はかかりますが、天災に怯えることなく、安心して暮らせる家づくりのためには欠かせないものです。

建築基準法レベル

一般的な戸建て住宅の
耐震性

建築基準法の1.25倍の耐震性

病院や学校、役所等の
公共性の高い建物の耐震性

建築基準法の1.5倍の耐震性

消防署や警察署等の
防災の拠点となる建物の耐震性

数値で証明する
「高断熱・高気密」
夏は涼しく冬は暖かい、一年中快適で健康的な室内環境を作るためには、冬に室内の温かい空気を逃がさない「断熱」と、夏に屋外から熱を侵入させない「日射遮蔽」の性能が重要です。また、同時に重要なのが「気密」。どんなに断熱性能を上げても隙間だらけでは熱が逃げてしまうからです。
岡部工務店では、高性能な断熱材とトリプルガラスを標準採用し、高断熱・高気密の快適な温熱環境を実現させます。

岡部工務店の性能レベル

断熱性能は「外皮平均熱貫流率(UA値)」、日射遮蔽性能は「冷房期の平均熱射取得率(ηAC値)」、気密性能は「相当隙間面積(C値)」として、それぞれの数値を算出していきます。値が小さいほど、省エネルギー性能が高いことを示します。

UA値

外皮平均熱貫流率

外壁・床・天井・開口部など
から逃げている熱の量

0.46w/(㎡/k)

省エネ基準=0.87w/(㎡/k)

ηAC値

冷房期の平均日射熱取得率

夏季、屋根・外壁・窓などから
室内に侵入する日射熱の量

1.6%

省エネ基準=2.8%

C値

相当隙間面積

床面積1㎡当たりにどれくらい
隙間がるのかを表した数値

0.6㎠/㎡

UA値とは

UA値とは「外皮平均熱貫流率」という断熱に関する住宅性の指標となる数値で、家の内部から床や壁・窓・屋根などを通してどれくらい外部に熱が逃げるのかを表す数値です。 数値が低いほど断熱性能が高く、冷暖房の空気が外部に逃げにくく快適で断熱効率の高い家と言えます。
UA値は地域によって8つに区分されています。東京都は地域6に該当し、0.87をクリアすれば高性能といわれていますが、岡部工務店では「UA値0.47以下」になる性能・品質でご提案しています。

ηAC値とは

ηAC値とは「冷房期の平均日射熱取得率」のことで、住宅にどのくらいの日射熱が入るかを表した数値です。住宅の外部から室内に侵入した日射量を、外皮の単位面積当たりで算出した値のため、値が小さいほど遮熱性能が高く、夏季の一次消費エネルギー消費量を削減できます。
2.8をクリアすれば、省エネ基準は満たすことになりますが、岡部工務店では「ηAC値1.6以下」になる性能・品質でご提案しています。

C値とは

C値とは住宅の気密性能の指標となる数値で、家の面積に対してどれくらいの隙間があるかを表しています。数値が低いほど隙間が小さく、暖気や冷気が外部に逃げにくく気密性の高い家と言えます。
国の省エネ基準ではC値を測定する必要がないため、大手メーカーでも軽視されがちな数値ですが、快適な室内環境を実現させるためには断熱性能と同等に大切な数値と考え、岡部工務店では「C値0.6以下」になる性能・品質でご提案しています。
圧倒的な断熱性能を実現する
「トリプルガラス」
岡部工務店では、「トリプルガラス」の高性能窓を標準採用しています。 このトリプルガラスを採用することで、断熱性を高め、室内の快適さを守り、住まいの省エネ性を高めます。さらに、優れた断熱効果が防露性を高め、不快な結露を抑え、カビ・ダニの発生を予防できます。

A : 高性能ガラス

このトリプルガラスは、室内側屋外側にLow-Eガラスを採用し、中間層には熱伝導率が低いクリプトンガス/アルゴンガスを封入。さらにTWは、トリプルガラスの中間ガラスに、わずか1.3mmという特殊薄板ガラスを採用しトリプルガラスでありながら、複層ガラス並みの軽さを実現。

クリプトンガス入り

空気に比べ熱の伝わりを約60%抑制。
中間層は高い断熱効果を発揮する8~10mmに設計。

アルゴンガス入り

空気に比べ熱の伝わりを約30%抑制。
中間層は高い断熱効果を発揮する12~14mmに設計。

B : 樹脂スペーサー

ガラスエッジからの熱の伝わりを抑えて断熱性を高め、端部の結露も抑制します。
※TW防火戸は、アルミスペーサーです。

C : 高性能フレーム

室内にアルミの1/1,000の熱伝導率の樹脂を採用。フレームは熱を通しにくい空気の層をたくさん設けた多層ホロー構造にするなどの工夫で、断熱性を高めました。クリプトンガス入りタイプは一部に断熱材を入れ、更に高断熱化を図っています。

屋外温度:0℃
室内温度:20℃
解析値

選べる断熱素材
「アクアフォーム」「グラスウール」
岡部工務店が使用している断熱材は、水で発泡する断熱材「アクアフォーム」と、ガラスを加工・成形した断熱材「グラスウール」の2種類。
お客様のご希望に合わせて選ぶ事が出来、どちらの素材をお選び頂いても、断熱・気密の性能はG2のレベルになるように施工致します。

アクアフォーム

現場で水を直接拭きかけるので断熱材が建物を隅々までしっかりと包み込み、高い断熱性能を得ることができます。 また、地球温暖化の原因となる「フロン」を全く使用せず、アレルギーなどの原因とされる有害物質「ホルムアルデヒド」を発生させません。 そのため地球にも人にも優しく、長く住んでも安心です。

グラスウール

身近な物質の中でもっとも熱を伝えにくいとされるのが空気です。グラスウールは、ガラス繊維が複雑に絡み合って無数の空気層を形成し、熱を伝えにくい空気を固定することで、断熱性能を発揮します。密度や厚みを加工できるので、使用部位に応じて費用と必要とする性能のバランスを考えながら断熱性能を確保することができます。 また、グラスウールの素材は、資源ゴミとしてリサイクルされたガラス素材を使用しており、環境に優しいエコ素材でもあります。
助成制度に対応
「環境配慮型高性能住宅」

岡部工務店は、環境にも人にもやさしい高性能住宅の普及に積極的に取り組んでいます。

高断熱・高気密の家は、外気温に左右されることなく快適な室温が保たれるので、電気やガスなどのエネルギー使用量を最小限に抑える事ができます。つまり、光熱費を安く抑えることができ、住んでからのランニングコストを削減できるということです。

現在、国、東京都、八王子市それぞれが環境配慮型高性能住宅の普及に向けて積極的に取り組んでいるため、助成制度が充実しています。
それを上手に利用すれば、「光熱費を安く抑えられて、冬は暖かく、夏は涼しい快適な暮らし」をお得に実現できるのです。

助成制度を最大限に活用するためには、環境性能レベルを向上させるプランニングはもちろんですが、それぞれの制度に設けられた基準の把握、それらをクリアするためのコツや技術が必要になってきます。

岡部工務店は、「ZEH」「長期優良住宅」「東京ゼロエミ住宅」など、様々な基準に対応した家づくりや申請業務を行っているので、その経験を活かし、お客様のご希望に合わせて全力でサポートさせていただきます。